岬町長杯、関空一周ヨットレース 多数ご参加ありがとうございました
写真:山崎武敏
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5月3日、4日に開催された、岬町長杯は2回目、関空一周ヨットレースに関しては、7回目を向かえることができ、参加艇の皆様にはまずお礼申し上げます。
この季節は風が弱かったり、また突然強風に遭遇するなど、この季節独特で風を読みにくい傾向にあります。昨年は2日間とも風が吹き、いいセーリングができましたが、一転して今年は、風が無く3日の岬町長杯では、第1レースは2レグ、第2レースは1マイル1レグでレースを終了する微風の中、各艇我慢のセーリングが実り何とか2レース成立いたしました。
4日の関空一周ヨットレースはスタート直前で風が無くなり、また逆潮と重なり、各艇風を探し、潮の影響を避け、何とかスタートラインを切る姿が各所に見られました。残念ながら、スタート後30分でスタートラインが消滅し多くの艇がDNSを記録することになりました。
本部艇はそこからが大変で、スタートした艇とDNS艇の確認作業に追われましたが、各監視艇との確認作業の後、何とか振り分けスタートした艇と、スタートしていない艇全艇チェックできました。スタートした艇はその後幸いに全艇フィニィシュして、関空一周レースの仕事を終えることができました。
写真:山崎武敏
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前夜祭も盛り上がりましたし、表彰式の入賞者の笑顔をみると、2日間の疲れが和らぎ、事故もなく、大きな問題もなく、まずは成功に安堵いたしました。実行委員会は来年もいい企画、実施を予定していますので、またの参加を、お待ちいたしております。
レース委員長 古賀正行
関空一周ヨットレースについて
写真:山崎武敏
関空一周ヨットレースのご案内
関西国際空港の空港島を一周するレースとして2011年より毎年ゴールデンウィークに開催し、近畿各地から多くの参加者を得ています。レースはもとより、レース前後の回航、前夜祭などゴールデンウィークの潮風を満喫してください。
島周りのロングディスタンスコースはレース参加が初めての方からベテランまで多くの方に楽しんで頂けます。
早朝淡輪沖をスタートした参加艇は、関空橋を目指してそれぞれのコースを帆走します。海岸、関西空港から多くの観客があるのもこのレースの特徴です。関空橋を通過した参加艇は、空港島を一周し淡輪沖でフィニッシュします。微風から順風まで、毎回新たな感動があります。
今年も多くのご参加をお待ちしています。
過去の参加艇数
写真:山崎武敏
- 2011年 第1回関空一周ヨットレース 全69艇エントリー
- 2012年 第2回関空一周ヨットレース 全82艇エントリー
- 2013年 第3回関空一周ヨットレース 全73艇エントリー
- 2014年 第4回関空一周ヨットレース 全91艇エントリー
- 2015年 第5回関空一周ヨットレース 全82艇エントリー
- 2016年 第6回関空一周ヨットレース 全81艇エントリー
JSAF(日本セーリング連盟)艇登録について
JSAFに艇登録することにより、固有のセイルナンバーが付与されます。JSAF外洋内海では、艇登録、会員を募集しています。(詳細は、JSAF外洋内海のリンクをご覧ください)
今大会では、登録艇優遇措置として艇参加料が安くなっています。